部分痩せダイエット

下半身太りの大きな原因はズレとゆがみです。
ずれとゆがみをなおしてスッキリさせましょう。

下半身太りの原因は重心のずれと股関節のゆがみにあります。
重心が後ろにずれるとバランスを保とうとして、首が前に出ます。
首が前に出ると全身に負担がかかります。
全身に負担がかかると循環機能が低下し、足に老廃物がたまりやすくなり太りやすくなります。

では、なぜ重心がずれてしまうのでしょう。

答えは、足の指にありました。
重心がずれている人の足裏にかかる圧力は、ほとんどありません。

立っているときに足の指に圧力がほとんどない人のことを、ユーレイ指といいます。
機械で見ると指先だけが、写らないことからそういわれてます。

ユーレイ指を治せば、重心が治り下半身太りも解決できますね。

昔の人は、下駄や草履などの鼻緒がついた履き物を履いていたため、歩くときに指先に強い負担がかかっていました。
現代の人は、スリッパやスニーカー、パンプスなどを履いているため、歩くときに靴の中で足先が浮いてしまいます。
さらに、昔に比べて平坦な道が増えたことで、足の指先を使わずに歩くことができて、ユーレイ指が急増しています。

下半身太りのもう一つの原因である股関節のゆがみも治さないと、下半身太りはスッキリしません。

股関節とは、骨盤と太ももの骨とをつなぐもので、体の中で大きな関節のことです。
その周りには太い血管が通り、リンパ節も集中しています。

股関節がゆがむとリンパの流が停滞して、骨盤までゆがみが波及し、太い血管の血流も悪くします。
結果的に、老廃物が蓄積して下半身を太らせ、セルライトが発生してしまいます。

股関節のゆがみは下半身太りだけでなく、全身へと波及しいろいろな不調を引き起こしてしまいます。

股関節は上半身と下半身をつないでるので、直立するための要となっています。
股関節がゆがむと、バランスを取るために全身がゆがみます。

膝にかかる負担がアンバランスになるので、ヒザ痛になる恐れもあります。

首の頸椎（けいつい）もゆがませてしまうので、重たい頭部を支えることができなくなってしまいます。
その結果、首や肩の血行が悪化して、肩こりになってしまいます。